動物病院でSEO対策をしても意味ない?|オワコンと言われる6つの理由を解説

オワコンというセリフを持っている女性

「今さら動物病院でSEO対策をしても意味がない」
そんなふうに言われたことはないでしょうか?

実際動物病院ではSEO対策はオワコンと言われるこ方もいますが…
結論、SEO対策はオワコンではありません。
正しい方法でやっていれば効果が出る可能性は十分にあります。
しかしSEO対策は年々難しくなっていて、効果を出すのが難しくなっているのも事実です。

本記事では動物病院でSEO対策が意味ないと言われている理由と効果を出すためのSEO対策について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、SEO対策を成功させるための知識を深めていただけると幸いです。

目次

SEO対策をしても意味ないと言われる6つの理由

パソコンに対して困っている男性

動物病院でSEO対策をしても意味ないというのは、SEO対策に対する知識不足から言われることが多いです。
ここではSEO対策が意味ないと言われる理由を解説していきます。

効果が出るまで待てない

SEO対策は効果が出るまで時間がかかることが多いです。
短期間では効果が出ず、多くの場合は半年から1年ほどの期間が必要になります。
「効果が出ないからSEO対策は意味ない」
と言われる多くの方は効果が出るまで待てていない方や、webサイトを立ち上げてから間もない方が多いです。
SEO対策で効果を出すには中長期目線で考える必要があります。
忙しい動物病院ではそこまで根気良くできていない状況が多々みられますね。

アクセス数が増えても来院に繋がっていない

SEO対策によって検索順位が上がっても来院に繋がらず、諦めてしまっている方も多いです。
動物病院でのSEO対策の目的は、アクセス数を増やして来院に繋げることです。
しかし、検索ニーズを満たすコンテンツを作成していなかったり、ターゲットとの関連性が高いキーワードを選定できていないと、検索順位を上げてアクセス数を増やしても来院に繋がらないこともあります。
例えば、犬猫しか診察していない動物病院で、エキゾチックアニマルの飼い主が興味を持つようなコンテンツで上位表示しても来院に繋がらないなどですね。

また、ターゲットと関連性が高いキーワードで上位表示を取ることができたとしても、来院に繋げるための導線が明確ではない場合もあります。
来院に繋げる導線設計も重要ですね。

いきなりビッグキーワードを狙ってしまっている

SEO対策に効果が出ず、意味がないと思ってしまうのには、いきなりビッグキーワードを狙ってしまっているという可能性もあります。

ビッグキーワードとは多くの競合の動物病院も狙っているようなキーワードのことです。
SEO対策を始めたての時からビッグキーワードで狙うことは困難です。

Googleは情報に網羅性があるページを上位表示する傾向にあります。
ビッグキーワードしかないサイトと、そのキーワードと関連性の高いキーワードでもコンテンツ作成しているサイトがある場合は、後者の方が上位表示を獲得しやすい傾向にあります。
SEO対策を行い始めるときは、ビッグキーワードに関連する検索ボリュームの少ないスモールキーワードから上位表示を狙う方が良いでしょう。

定期的にアルゴリズムのアップデートで検索順位が変わる

「検索上位とったとしてもどうせアップデートで順位下がるんでしょ?」
と思われている方も多いです。
アルゴリズムのアップデートによって検索順位が下落することは確かにあります。
一生懸命作ったコンテンツがアップデートにより検索順位が下落したら挫折したくもなりますよね。
しかしアップデートによって検索順位が下落したとしても、対策を講じて再度上位に浮上させるところまでがSEO対策です。
SEO対策に成功している動物病院は、こういったアップデートに対して諦めずに対策を講じてきた動物病院です。

行っているSEO対策が古い

SEO対策が意味ないと言われる方には古いSEO対策を行っている方もいます。
SEO対策の歴史は長く、時代の変化に伴い対策方法も変わってきています。
以前は効果があったのに今はまったく効果がないどころか逆効果になる施策すらあります。

キーワード大量に詰め込んでいる

以前は対策するキーワードを大量に詰め込むことで検索上位を狙うという方法がありました。
中には背景色と同じ色の文字色で大量に書き込むというズルい手法を使うことも。
現在こういった手法はGoogleのアップデートによって低評価の対象となり、キーワードの数に依存せずに検索ニーズを満たしているかどうかが評価の対象となりました。
競合サイトにどれくらい対象のキーワードを入っているかをリサーチするのも不要となりました。

不自然な被リンク

良質な被リンクをもらうことはSEO上も良い効果があります。

以前までは、被リンクは良質でなくても大量にある方が良いとされていました。
そのため、例え関連度の低いサイトからの被リンクでも大量に獲得するという手法が流行していました。
しかし現在では

  • 関連度の低いサイトからの被リンク
  • 同一IPアドレスからの被リンク
  • 短期間で大量に獲得した被リンク

これらのリンクはGoogleから低評価を受けるようになっています。
万が一外部からの予期せぬ質の低い被リンクを受けてしまった場合は、リンクの否認作業を行いましょう。

メタキーワードの設置

メタキーワードと検索エンジンに対して
「このページはこのキーワードを表現するために作っています」
と伝えるためにサイトのHTMLに書き込むキーワードです。
以前はこのメタキーワードを入れることが必須と言われていました。
しかし2009年にGoogleは
「メタキーワードでは検索順位の評価が変わらない」
と発表しています。
現在ではメタキーワードの設置は、サイト内でのカテゴリ分けに役立つことはありますが、SEO対策としては意味がないと言われていますね。

リライトができていない

Googleでは鮮度の高い新しい情報を上位表示する傾向にあります。
一度上位表示を取ることができたとしても、次第に競合の動物病院の作ったコンテンツが登場し、そのコンテンツに負けてしまうこともあります。
公開から6ヶ月以上経過しているのに4〜20位以内のコンテンツはリライトするのがおすすめです。
リライトする場合は不足している新しい情報を追加したり、余計な情報を削除するのが良いでしょう。

意味のあるSEO施策

黒いパソコンで作業をする人

ここまで解説したように動物病院でSEO対策に意味を見出せない場合は、SEO対策に対して間違った認識を持っているか、間違った方法を行っている可能性があります。
それでは意味のあるSEO対策とはどんなものでしょうか?

Googleのガイドラインに沿ったサイトを作りましょう

サイトの評価や上位表示するかどうかはGoogleが発表しているガイドラインによって決められています。
Googleが発表しているガイドラインでは

  • サイトの情報を集めるクローラーが巡回しやすいようなサイト設計になっていること
  • 検索ニーズを満たしているコンテンツがあること
  • ユーザーが快適にサイトを閲覧できるようになっていること
  • スマホでも使いやすいようなレイアウトになっていること
  • スパムや悪質なハッカーからサイトを守るセキュリティが確保されていること

が推奨されています。
今一度自院のサイトがガイドラインを遵守しているかどうかをチェックしてみましょう。

EEATを意識してコンテンツを作る

EEATとはGoogleが定めたwebサイトの評価基準の一つで

  • Experience(経験)
  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthness(信頼性)

の略です。
そのキーワードで検索したときに上位表示されているコンテンツをただまとめただけのようなコンテンツではなく、自身の経験や専門性に基づいたような1次情報を盛り込んだコンテンツを作るのがおすすめです。
特に認定医や専門医が在籍している場合は、その専門性に基づくコンテンツを作成するのが良いでしょう。

適切なキーワード選定をする

SEO対策の最終的なゴールはwebサイトにアクセスを集めることではなく、自院への来院に繋げることです。
どんなキーワードで来院に繋げるべきかはそれぞれの動物病院によって異なります。
自分の動物病院の強みを深掘り、適切なキーワードを選定するようにしましょう。
また、最初からビッグキーワードの上位表示を狙うのではなく、ビッグキーワードに関連するキーワードであるスモールキーワードから上位表示を目指すようにしましょう。
検索したときに上位表示される記事の情報や更新日が古いキーワードは、特に上位表示が狙いやすいのでおすすめです。

適切な内部対策をする

内部対策とはSEO対策の一つでサイトの構造を整える施策です。

  • 画像の代替テキストを入力する
  • 見出しタグを最適化する
  • XMLサイトマップを送信する
  • 内部リンクを設置する
  • 画像サイズを最適化する
  • SSL対応する

などを行うようにしましょう。
しかし、それぞれ専門知識が必要な対策のため、可能であれば専門家に依頼して施策を実行する方が確実でしょう。

適切な外部対策をする

外部対策とは被リンクをしてもらうための対策です。
自然と被リンクをしてもらうのが一番良いことですが、現実的には難しいことも多いです。
自身の動物病院と関連性が高いサイトへリンクしてもらえるようにお願いするのも良いでしょう。

  • 地域の自治体
  • 大手のポータルサイト
  • 地域の関連動物病院のサイト

などにリンクしてもらうのがおすすめです。

まとめ

パソコンを操作する女性獣医師

動物病院での業務は非常に忙しく、SEO対策のように根気のいる作業に時間を割いていくのは非常に難しいです。
やってみた結果効果が出ず
「SEO対策なんて意味ない」
と思ってしまう方もいるでしょう。
SEO対策は正しい知識を持って根気よくやっていくことが重要です。

ぜひ今回の記事を通して、あきらめずにSEO対策に臨んでいただけると幸いです。

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この記事を書いた人

臨床歴10年以上の獣医師で
「動物病院業界を、良いものが正しく伝わる業界へ」
をテーマに動物病院向けのwebマーケティング支援を行っております。
主にSEO対策、SEO内製化支援、SNS運用代行を行っております。

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